
ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミンIX (電撃文庫)Amazon
宇野 朴人(著/文)竜徹(イラスト)さんば挿(著/文)
〇あらすじ〇
ようやく反乱分子の掃討を終え、国内を掌握したかに見えた女帝シャミーユ。しかしアルデラ教徒に不穏な動きがあることを知り、その真相を探るべく、信頼厚いマシューとサザルーフに、ある任務を命じるのだった。
一方、捕虜としてカトヴァーナ帝国北域辺境で開拓労働に従事させられているエルルファイ少将やグレーキらキオカ海軍兵士たちも、決起のときを静かに待っていた。
そして長い眠りから醒めたパトレンシーナは、ハロの顔を巧みに使いながら、いよいよ暗躍を始める……。
再びカトヴァーナ帝国に大きな騒乱が起きようとしていた。その中で、物言わぬイクタは果たして――!?
涙した。あとがき1ページ前での出来事に。あまりにイタクたの人生は常人には抱えきれない痛みが多かった。それでも彼の再起と再燃に至る過程の感動が奔流のごとくおしよせてきました。こんなにも心揺さぶれる読後感は最高でした。