ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミンVII
ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミンVII (電撃文庫)Amazon

宇野 朴人(著/文)竜徹(イラスト)
〇あらすじ〇
軍事クーデターによって、カトヴァーナ帝国内はイグセム派、レミオン派、旭日連隊の三つに勢力に分裂する。 旭日連隊のイクタは、行方不明だった帝国皇帝の身柄を確保することに、いち早く成功するが、佞臣トリスナイの巧みな謀略に踊らされてしまう……。 イグセム派の将校として捜索隊を率いていたヤトリと、戦場で対峙するという、まさかの事態を迎えるのだった――。 非情な運命は、二人の未来をどう変えるのか? 話題沸騰の本格ファンタジー戦記、ついに最大のヤマ場を迎える!!

読み終えた後、感涙と読後放心状態が続く小説に久々に出会えたと思った。イクタとヤトリ、2人で1つであるという関係の深さを語る過去編を間にはさみつつ、イクタ率いる軍とヤトリ率いる軍が無慈悲で残酷な内乱で戦わざるをえなくなるつらさ。そしてその結末。戦の凄惨さ、登場人物達の絆の深さを熱量が伝わる慟哭へと導く著者の力強い筆致で克明に描かれる。ここまでの衝撃作はそう出会えないと思いました。七つ魔に惹かれて前作のシリーズを手に取って本当に良かった。

表紙と書誌は【版元ドットコム】様より

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