ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミンV
ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミンV (電撃文庫)Amazon

宇野 朴人(著) 竜徹(イラスト)
〇あらすじ〇
未知なる戦場「海上」で手痛い敗北を喫したイクタたち、カトヴァーナ海賊軍。驚異的な破壊力を誇る「爆砲」を装備するキオカ海軍に対して、もう戦略的撤退しかないと軍議がまとまりそうになったとき、海戦に関しては門外漢のはずの、ある少年が、爆砲艦への有効な対抗策を提言するのだった──。 「肉を切らせて骨を断つ」がごとき、血で血を洗う激烈な海戦が幕を開ける! 話題の本格派ファンタジー戦記、待望の5巻が登場。戦いは激しさを増すばかり……!

戦は何が起こるか分からないと語る主人公は、人生に何が起こるか分からないという中長期の視点で人生を見据えて怠けるための最善の選択を考え抜いていることに感嘆した。見方をかえてはとても面白いのに5巻までがまるごとアルデラミンの導入にあたるのではないかと錯覚を覚える。グループのキャラの掘り下げも面白く今後の展開に絡んできそう。それが何かの布石となりえるんだからどこまで面白さが続いていくのか。

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