七つの魔剣が支配するIV
七つの魔剣が支配するIV (電撃文庫)Amazon

宇野 朴人(著/文)ミユキ ルリア(イラスト)
〇あらすじ〇
新入生の季節を迎えたキンバリー魔法学校。オリバーたちも二年生に進級し、苛烈さを増す授業や日常の中で、魔法使いとしての現実に直面していく。
 つかの間の休息を魔法都市ガラテアで過ごすことにした6人。魔法の絨毯に乗り、買い物や名物料理を楽しみ、魔法生物のお店を覗く。そんな穏やかな夕食の席でキンバリーと対立関係にある、フェザーストン魔術学舎の生徒たちと激突することになり──。
 さらに、シェラの父であり、ナナオをキンバリーに迎えたセオドールが現れ、ナナオと話がしたいと誘う。この街には「人斬り」が出ると言うセオドールに、真意を測るオリバーだが──。

世界に存在する全ての万物が因果により生まれて、特性を生かして物事の屋台骨となっているような世界観の創りこみに脱帽する。日常シーンでさえそんな細部にわたる配慮が垣間見えて物語に魅せられます。戦闘でも日常シーンでも学園生活を送る群像劇としても面白い。復讐を軸に据えている話ですが、オリバーにとってキンバリーで過ごし築いた関係性が本物であると願いたい。純正ファンタジーが七つ魔に極まれりって感じ。著者の完結したねじ巻き精霊戦記も手に取りたいと思った。

表紙と書誌は【版元ドットコム】様より

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