ようこそ実力至上主義の教室へ 2年生編1
ようこそ実力至上主義の教室へ 2年生編1 (MF文庫J)Amazon

衣笠彰梧(著/文)トモセ シュンサク(イラスト)
〇あらすじ〇
高度育成高校での2度目の春を迎えた綾小路達Dクラス。待ち受けるは試験だけではなく、個性的な新1年生達。中学時代龍園と悪名を二分した宝泉和臣、同じ中学出身を名乗り櫛田に接近する八神拓也、気分屋で綾小路を引っ張り回す天沢一夏。そして4月最初の特別試験は1、2年生がペアとなる筆記試験。ペアの合計点が基準を下回れば2年生のみ退学となる。
さらに南雲が各生徒の能力を表示する新アプリを実装。それが全生徒に公開されたため学力の高い生徒に人気が集中。2年Dクラスは苦境に陥る。またペアを組む必要上、綾小路もホワイトルーム出身の1年生を見抜けなければ即退学の状況となり――!?

綾小路自身が動き出す2年生編となりそうで今後の展開が楽しみです。いつか刺客のホワイトルーム生を救う展開もありなのではないかと色々な物語の方向性を想像するのも面白い。学年の上下関係と1年間で築いた友情の関係、頭角を現すことで周囲に認められつつある関係など様々な絡みが魅力的。読者の視点では面白いけど、高校生活を数々の敵の視線を浴びながら送る綾小路自身に窮屈な思いはないのか、そんな感情すらないのか、刺激的な生活を楽しんでいるのか、本シリーズを通して一番謎なのが主人公自身であることがよう実の特色であると思った。

表紙と書誌は【版元ドットコム】様より

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