ひきこまり吸血姫の悶々
ひきこまり吸血姫の悶々 (GA文庫)Amazon

小林 湖底(著/文)りいちゅ(イラスト)
〇あらすじ〇
「……ふぇ? な、なに?」
引きこもりの少女テラコマリこと「コマリ」が目覚めると、 なんと帝国の将軍に大抜擢されていた! しかもコマリが率いるのは、下克上が横行する血なまぐさい荒くれ部隊。
名門吸血鬼の家系に生まれながら、血が嫌いなせいで 「運動神経ダメ」 「背が小さい」 「魔法が使えない」 と三拍子そろったコマリ。 途方に暮れる彼女に、腹心(となってくれるはず)のメイドのヴィルが言った。
「お任せください。必ずや部下どもを勘違いさせてみせましょう! 」
はったりと幸運を頼りに快進撃するコマリの姿を描いたコミカルファンタジー! 引きこもりだけど、コマリは「やればできる子」!?

とある事情で名家の娘であるコマリが粋な計らいで大将軍に持ち上げられ内心嫌々で将軍を勤めていく中、次第に自信の在り方を見つめなおしていく。芯がつよく、心根が優しいコマリが丁寧に描かれていてよかった。コミカルなところと、伏線を貼りながら次第に展開されていく緊迫感ある描写の両立によって一冊を通して笑いあり感動ありで面白かったです。神具の存在によってコメディすぎずリアリティが増しているところが絶妙なバランス調整だと思った。

表紙と書誌は【版元ドットコム】様より

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