精霊幻想記 15.勇者の狂想曲
精霊幻想記 15.勇者の狂想曲 (HJ文庫)Amazon

北山 結莉(著/文)Riv(イラスト)
〇あらすじ〇
――かくして、積年の復讐は果たされた。ルシウスを自らの手で屠ったリオは、誘拐されていた王女姉妹の保護を決めるが、そこに待ったを掛ける人物が一人。
「俺はそこの王女二人よりも貴公が欲しい」意外な人物による勧誘に対して、リオが下した決断とは?一方、婚約者であるフローラが消息を絶ったことで、勇者坂田は以前から気に入っていたリーゼロッテを自らの第三夫人にと望み、結果として国を巻き込んだ見合いの席が設けられることに――!?

14巻で積年の復讐を遂げたリオは、今後の自分を考えるよりも目の前の王女姉妹の対応に尽力します。3人の時間は優しい話でほっこりしました。前の巻から戻るべき場所までの道中どのような過ごし方をするのか気になっていましたが期待以上の物語でした。また、帰る場所というのは心の拠り所でもあると思いました。孤独な復讐者ではありましたが復讐までの間に築いた大切な人たちと絆があってこそ、リオは【大切な人たちのために生きる】という人生の道標に気づけたのではないでしょうか。

表紙と書誌は【版元ドットコム】様より

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