
ようこそ実力至上主義の教室へ11.5 (MF文庫J)Amazon
衣笠彰梧(著/文)トモセ シュンサク(イラスト)
〇あらすじ〇
学校側の介入というアクシデントがあったものの、1学年の最終試験を退学者なしで乗り越えたCクラス。最後の行事、卒業式を迎える。兄との最後の接触に踏ん切りのつかない堀北にアドバイスを与えつつ、綾小路は月城理事長代行対策に動き出す。
一年生編が完結するとともに、これからの2年生が楽しみでならない終わりと始まりに期待が膨らみます。悲劇のヒロインが救われる話でもある。 競争社会で生き抜くための実力主義の学校ですが、敵との戦い方、接し方画策、情報戦と、協力のプロセスと・・・よう実シリーズには、現代社会で生き抜くための見方・考え方が散りばめられている感じがします。とても面白く、そういったアプローチがあるのかと考えたを吸収できるラーニングの側面もある。今年のこのラノにももちろん本作に一票を投じました。