
29とJK7 ~さらば、憧憬~ (GA文庫)Amazon
裕時 悠示(著/文)Yan-Yam(イラスト)
〇あらすじ〇
「お前、ラノベの編集者をなんだと思ってたんだよ」
「ヤクザ」
多数の企業が参画するコラボレーション企画「お仕事小説コンテスト」に応募した花恋に受賞の連絡がきた。
プロデビューに喜ぶ花恋と鋭二。だが「編集との改稿作業」というプロの洗礼が待ち受けていた。
システムを作るのは、人。考案するのも人。ビジネスではまず"人"を多角的に見ることが大事であると教えてくれる。人を見て 憧憬を抱き、あの人の隣を歩きたい、一緒にお仕事をしたいという【陽】の側面が芽生えるなら反対に会社全体のリスクになるかもしれない、己の人の1つの行いが取り返しのつかないことを生むかもしれない【陰】面が脳裏をよぎるかもしれない。 自分の知っていることしか世界を知らないというフレーズは大変得心がいくものであり、読んだ読者に主体的な情報収集と人との信頼関係を築く肝要さを届けてくれる小説である。