
君死にたもう流星群3 (MF文庫J)Amazon
松山 剛(著/文)珈琲貴族(イラスト)
〇あらすじ〇
人工衛星テロ『大流星群』で命を落とした天野河星乃。平野大地は彼女を救うため、高校時代にタイムリープを果たす。そこで彼はクラスメートの少女・宇野宙海がアイドルを夢見ていることを偶然に知ってしまう。涼介や伊万里の姿から、夢を追う人生の素晴らしさを学んだ大地。しかし、未来で見てきた25歳の宇野は、夢破れて挫折していた――。失敗が確定した夢は、果たして夢と呼べるのか。大地が苦悩する中、アパートの上空に謎のドローンが出現し、星乃を監視し始める。再び暗躍を始める六星衛一、月見野市に降り注ぐ謎の隕石群、そして地球外生命体発見の情報――。『夢』と『宇宙』がテーマの感動巨編、超展開の第三弾!
3冊目は君死にたもう流星群3。読了後中学生作家、鈴木るりかさんの言葉を思い出す「日本人は昔から言霊の力を信じてきた。言葉に魂を宿らせるのは人しかいない」紡がれる言葉の数々に力を感じる。感動巨編。SF、タイムリープ、夢を追う大切さ、罪と罰、サスペンスと複合して著者の願いを感じさせる凄さ。幅広く本を読んではいないけど、この君死にたもう流星群という物語を届けるのにどれだけの熱量かって、 感じる。感動の意味で鳥肌が立つ