雨の日のアイリス

松山　剛(著)　ヒラサト(イラスト)
〇あらすじ〇
ここにロボットの残骸がある。『彼女』 の名は、アイリス。正式登録名称：アイリス・レイン・アンヴレラ。ロボット研究者・アンヴレラ博士の元にいた家政婦ロボットであった。主人から家族同然に愛され、不自由なく暮らしていたはずの彼女が、何故このような姿になってしまったのか。これは彼女の精神回路（マインド・サーキット）から取り出したデータを再構築した情報 ── 彼女が見、聴き、感じたことの……そして願っていたことの、全てである。　第17回電撃小説大賞4次選考作。心に響く機械仕掛けの物語を、あなたに。

テーマは【破壊と再生】ロボットに宿る心、幸せな生活から一変。惨いところ、生への志、緩急がすごくて最後の方で表紙の意味が分かるのと相まって感涙の小説だと思う