ラノベ図書館 に行ってきた

※館内の写真撮影及びブログ発信は職員さんから許可をいただいております。
※蛇足が多いです。が、ぜひ最後までお願いします。


"日本で一番ラノベが読める図書館"と銘打った施設がある角川武蔵野ミュージアムに行ってきた、その記録。
プレオープンで入館にお金かかるけど帰りに寄れない距離ではないので好奇心に従った。
プレオープンでは展覧会『大地とつながるアート空間の誕生ー石と木の超建築』と、マンガ・ラノベ図書館を見学できる。1600円

金・土は21時まで。火は休館日で他の曜日は18時まで。
全面オープンは11月から。
この地こそ、KADOKAWAライトノベルEXPO 2020 の開催地→延期になった・・・

武蔵野線の東所沢駅から歩いて向かう途中

イラスト調の光るマンホールをいくつか見かけた。写真は狼と香辛料(電撃文庫)
日本初の光る広告マンホールとのこと。

かこう岩でできた角川武蔵野ミュージアム。
カコウ、センリョク、ハンレイ…懐かしい深成岩の語呂
シンガポールに建っていそうな建築美だと思った。ちなみにシンガポールにいった時に携行した小説は、『わたし、定時で帰ります。ハイパー
その日定時帰りでそのまま銭湯行ってから羽田国際空港に行った(黙れよ
羽田国際空港に行ったら、そこでしか食べられない『牛重』を食べよう!(さすがに黙れよ
『ていじ』で変換しようしたら、『停時フィールド』が候補に出てきたわ・・・ラノベ読みのTLでじわじわと広まった、とある本に出てくるテクノロジー。↓
人類を滅ぼそうとする殺戮因果連鎖憑依体という脅威に改造眼球と停時フィールドを駆使して抗う影なる戦士たちの物語『筺底のエルピス』(ガガガ文庫)を読もう!(これは重要


KADOKAWAグループのラノベ・マンガ2.5万冊を所蔵

入場すると

エミリア、ラム、レムが迎えてくれる。自分はラム派。今期のリゼロはラムの魅力が光ると思うので楽しみだしぜひ!小説の15巻まで描いてほしい。
1階は、

『連なる物語の世界 連想検索コーナー』
何十種類かに細分化されたラノベ作品のジャンルコーナーに選ばれし最新~年月を重ねたラノベが並べられている。
『夢をかなえる』『学び舎の思い出』『壮大な戦いの記録』などいろいろ。

好きな本で教本でもある『なれる!SE』(電撃文庫)が選ばれていてうれしい!
『それでも日々を生きる』にあった。10年ほどIT現場経験を積んだ夏海先生がIT業界をリアルにコミカルに残酷に描いた作品。
この作品を知っているITの業界の人をちらほら見かける。先輩社員が後輩に勧めるレベル

涼宮ハルヒの憂鬱』(角川スニーカー文庫)
ラノベや深夜アニメを歴史的観点から顧みることがあれば必ず挙がるであろう絶大な影響を与えた作品。
中学生の時にTSUTAYAで借りたアニメのハルヒを見て、原作を手に取ったのが自分のラノベの原点だ。

ハルヒをきっかけに深夜アニメを見るようになった。灼眼のシャナもアニメから入って原作を読んでいた。
灼眼のシャナ、ゼロの使い魔、とらドラと、ヒロインの声をあてた声優の釘宮さんの声は当時『釘宮病』と称されるほど多くのファンを熱中させた。自分もその1人かもしれない。無職転生のエリスの声を釘宮ボイスで脳内再生してた。
ラノベ図書館にいけばきっとかつて読んでいた作品を目にして懐かしさを覚えると思うんですよ!

さすが1,2階のラノベ図書館をみてまわるとラノベ2大老舗レーベル、角川スニーカー文庫と富士見ファンタジア文庫の作品が多く見受けられる。
富士見ファンタジア文庫の初期の作品『風の大陸

1階はたくさんのフィギュアとぬいぐるみが展示されている。

以上、1階の『連なる物語の世界 連想検索コーナー』

階段上って見える光景。著者五十音順で作品が並べられている。

自分以外ご高齢のおばあ様2名しかいなかったので静謐な空間だった。

おお・・・ラノベ3大奇書の1つ『ロクメンダイス、』(富士見ミステリー文庫)
電子書籍のkindleやBOOK☆WALKERになく、書籍横断検索システムではAmazonで中古で出ている7,526円しかヒットしない(2020.8.11時点)
奇書といったらまず『ロクメンダイス、』が挙がるようです。

3大奇書は他に『絶望系 閉じられた世界』(電撃文庫)、『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』(富士見ミステリー文庫)
『絶望系 閉じられた世界』は涼宮ハルヒの憂鬱を書いた谷川先生の作品。
『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』を書いた桜庭先生は2008年に『私の男』で直木賞を受賞してます。
ライトノベルが出発点の初の直木賞作家です。

以上ラノベ図書館の記録でした。
ラノベ図書館はきっと新たな作品との出会いの場や懐旧の情に駆られる場になると思います。

最後に

味わい深いラノベを求める人に知ってほしい作品

硬派戦記「烙印の紋章」「レオ・アッティール伝」を手掛けてきたの著者の新シリーズ。

タイトルで想起される軽やかな筆致の物語ではない。
じんわり温まる小説や心揺さぶられる小説、熱い小説に読んでいれば幾度出会うことはあれど、はじめから最後まで味読ができた上で上記のどれかの小説たり得るものは、電撃文庫でデビューして20年活躍している杉原智則先生の小説が筆頭に挙げられる。面白いシーンで楽しませることも大事だけど小説の本質は、読ませる文章で深い没入感があり、味わい深く読める小説であると思う。物語を形作るのは文章だから。面白い上に味読ができれば、最高な小説に化ける。というのは杉原先生の本を手に取ってパラパラめくれば直感で全体的に文章がぎっしり詰まっていると分かる。とにかく読ませる文章と()のキャラの心の声によるテンポが堪らない。笑みをこぼしたり、ぐんぐんのめり込んだり、ドン!と考えさせられる心境に陥ったりと地の文の多さが魅力にしか映らない小説。会話の勢いでごまかさず、紛れもなく地の文で形作る物語で勝負している小説。
物語は、英雄の1人が災厄を阻止した平定後、敗戦国に立って目のあたりにした事実から自身の正義に問いかけ、悩み、虚飾に満ちた真実にメスを入れる物語。現地に立ってみて体感することは、真実は事実を曇らせるということ。読者の現代に通底するテーマがあり、現実に影響を及ぼす力があるライトノベル。
イラストレーターをかえた2年ぶりの続刊に、作品を追っていた多くの読者が歓声を上げた。

少しでも気になったら、1巻の熱いAmazonレビューの数々をご一読ください!
3巻は2年ぶりの続刊であるにもかかわらず1巻よりも星の数が多いのでファンの方々がどれだけ切望されていたか伝わってくるかのようです。著者はブログやTwitterをやっておらず宣伝は発売時の公式アナウンスだけなので多くの口コミが集まるのはうれしい限り。

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