アクセル・ワールド25 -終焉の巨神- 25 感想

川原礫(著/)HIMA(イラスト)
〇あらすじ〇
《太陽神インティ》との激闘を制した、ハルユキたち六大レギオン。しかし彼らを待っていたのは、さらなる絶望だった。加速世界に終わりを告げる超存在、その名は《終焉神テスカトリポカ》。
 最強最大の敵を前に、ハルユキの新たな心意技が覚醒する。
「――僕の中の光……みんなを、守ってくれ……!!」
一方、ホワイト・コスモス率いる《白のレギオン》との戦いもまた、最終局面を迎える。ともに戦うバーストリンカーたちが次々と倒れ行く中、ハルユキは大きな決断を迫られる――。

終わり方は、面白く転がる方に進んでくれて次巻も期待できる。年1冊の刊行ペースだけど実売部数から続刊が望めるのはライトノベル読みにとって安心できる。ただ作者のもう1つのシリーズの現代超能力バトルものの「絶対ナル孤独者」はもう2年以上続刊が出ていないが。
クロウがどんどん真実を知っていって、救い出すために心を殺して、絆と呼べるつながりを結んだ仲間と相対するのかもしれない。そして傍にいるメタトロンがクロウの理解者でいることが救いになりそう。
ヴォーパルストライク、スピニングシールド、二刀流とBBプログラム「最初の100人」を超える古参であるグラファイド・エッジにキリトと強いリンクを感じる。ころころ世界が変わるソードアートオンラインよりも数々のなぞをずっと引きずって1つの世界で広く深く展開していくアクセの方が好きだ。 『心傷殻』関連の物語でもみせてくれるし。 心意でも正の心意、負の心意、そして無の心意に到達したハルユキの活躍がはじめから見物だった。ハイエスト・レベルにいけるようになったこと、「第四の世界」と本巻で明かされる真実と面白くなりそうな終わりといった加速世界での出来事、そして母親との会話やフクロウのお世話や四之宮家での話とリアルの世界も並行して描き、互いの世界が深く干渉するアクセル・ワールドの世界を長い目でみていきたい。


リアル世界で顔が割れている分、今後の主人公は心苦しい思いに駆られそうだ。

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