
2021年の春、四国中国ツーリングにて香川県の小豆島(しょうどしま)に寄った際の「からかい上手の高木さん」舞台探訪の記録
↑の東急オーシャンフェリーで東京→徳島に着いてから四国~中国地方ツーリングしてから最後に寄る小豆島に向かう船で舞台であると知ることになる。
※からかい上手の高木さんは原作未読でアニメは1期の3話くらいまでしか見ていません。ファン皆様の熱量には及ばないことを承知の上で懸命に撮影に努めたつもりなので薄っぺらい後述をご容赦いただきたく…
小豆島が舞台であると知ったきっかけ
元々、小豆島の有名なそうめんを食べて土産でも買って、寒霞渓スカイライン走った後にエンジェルロードなど当日調べた観光地巡りの予定で、からかい上手の高木さんの聖地だったとは知らなかった。
きっかけは小豆島に向かうフェリーを調べたことだった。
比較的近距離航海のフェリーは当日に該当時間帯のチケットを買えば済むものだけど、今回のツーリングの東京↔徳島フェリーのように前もって予約した上で乗船の1時間前までに搭乗手続きを済ませておく必要がある場合がある。
ということで香川の高松→小豆島のフェリーの時刻表を見ていたら…
表の下に注釈で→印は『からかい上手の高木さん』ラッピングフェリーです
とあり
からかい上手の高木さんフェリー!?!?
聖地であることを知ったその日、帰る日を一日遅らせようと思ったのだった。
当時は時刻表に印がある表示だったはずなんだけど今フェリー会社のホームページを見ると時刻表の下のリンク先で高木さんフェリーを確認できるみたい。
・リンク先 : 小豆島フェリー株式会社
→時刻表・運賃・高松~小豆島(土庄)
土庄町の施策
舞台である小豆島の土庄(とのしょう)町の施策
からかい上手の高木さんラッピングフェリー
行きは高木さんラッピングフェリーに乗船して、帰りは一般の船に乗って高木さんフェリー全体を撮ることができた。

ラッピングされた高木さんを確認できる。

乗船してバイクから降りた後、休憩室に向かうエレベーター
以下、からかい上手の高木さん関連が見られる内装をギャラリーで載せる。







船全体をまわったので漏れはないと思う。
所要時間60分のフェリーが土庄港に近づいてくるとカモメが船に群がってきた。

出迎えはうれしいけど、なんでかなぁ~と思っていたらスナック菓子をまいている乗船客がいたからだった。
繰り返された結果、船のまわりを飛ぶようになったのだろうか。その時思ったのは、そんな行いが間接的にカモメの命を奪ってしまわないかということだった。エサやりによって、自分の力で食べ物を得る能力を減衰させてしまう懸念。

やあ

船全体は帰りの船から撮れた。

一台だけのラッピングタクシー
からかい上手の高木さん2舞台探訪マップの最後のページにコラボグッズが紹介されている。

小豆島・土庄町限定のコラボクリアファイル4種は以下3つの施設をまわればそろえることができる。
・土庄港観光センター
・エンジェルロード公園売店
・メイバム妖怪美術館


なんと美術館は休館で、観光センターでは売り切れだったので公園売店で手に入る一種しかそろえられなかった…。
からかい上手の高木さんとのしょうBASE
コラボ企画で作品情報を発信する展示


土庄港の近くにある高速艇乗り場2階にある。
高木さんと先生の等身大の絵、学び舎の再現、限定缶バッジが手に入るガチャ、「訪れてみたい日本アニメ聖地88」に選出されて贈られた聖地認定プレートの展示など




観光地に記入して貼るための付箋がある場合、決まって「~~から来ました!ブログのURL、後で記録します!」と書いていると思う。
「からかい上手の高木さん2」舞台探訪マップの通り+1期OP映像の通学路
からかい上手の高木さん2舞台探訪マップはとのしょうBASE、土庄港観光センターとかで手に入る。


こちらに載っている舞台+1期OP映像に映っている2人並んで歩く柳の通学路を撮ってきた!館内撮影はできないと思ったので土庄町立中央図書館だけ寄らなかった。
※以後、比較できるようマップに載っている各舞台の拡大写真または公式ユーチューブの埋め込みと実際に赴いて撮った写真を載せていく。
エンジェルロード
小豆島の観光地としても有名。限られた時間帯に向こう側へ渡り歩くことができるエンジェルロード
※公式のノンクレジットOP映像です。再生するとエンジェルロードが映るところからスタートします。

ロードが現出する時間帯は土庄町観光サイトにて確認できる。
→エンジェルロードが現れる予想時間(土庄町商工観光課運営のサイト)

上から一望できる。
近くに数台分の駐車スペースと限定バッジやコラボクリアファイルが手に入るエンジェルロード公園売店がある。
土渕海峡
世界で最も狭い海峡としてギネスの認定を受けている土渕海峡
マップによればアニメ2期の5話と11話に映っているとのこと


富丘八幡神社
高木さんが通う中学校の真ん前にあった。2期12話に映っている。


ここから後ろを振り返ると

舞台の土庄中学校

正門前
最終話の階段はさっきの階段か

こちらかなぁと思う。それか神社の駐車場からの階段か。上の写真が中学校からなのか神社駐車場からなのか忘れてしまった。『からかい上手の高木さん3』PV第1弾に映っている2期最終話の場面を見て、もっとここんところの写真を撮っておけばよかったと思った。旅先ではたくさん写真を撮るといいらしい。
迷路のまち
アニメ2期4話にて


西光寺
アニメ2期4話にて


バイクだから近くまで寄れたけど、車だと遠くに停めてのアクセスになると思う。
鹿島明神社
アニメ2期9話と11話にて




座って2人が見た景色を眺めた。
柳の通学路(1期OP映像)とトンネル
1期のOPでタイトルが表示される直前に映っている、桜の花びらが舞う中、高木さんと西片が並んで歩いているところをどうしても撮りたい!と聖地巡礼のブログを徘徊している時に思って、トンネルの近くと分かっていてもそのトンネルが土庄町にいくつかあるもんだからどれのことか分からなかったので1時間以上街中をバイクで疾走していた。そして見つけた!
柳の通学路からスタートするOP映像、写真の順に

アニメで映ったトンネルがすぐ近くに↓

舞台写真は終わり。
からかい上手の高木さん2舞台探訪マップということは1があったのであり、今後控えているアニメ3期と映画により「3」の舞台探訪マップができるかもしれない。
からかい上手の高木の舞台を知って巡ることができてよかった。1期の途中でとまっているアニメの続きを見たい。
他に味わい深い小説を求める人に
硬派戦記「烙印の紋章」「レオ・アッティール伝」を手掛けてきたの著者の新シリーズ。
タイトルで想起される軽やかな筆致の物語ではない。
じんわり温まる小説や心揺さぶられる小説、熱い小説に読んでいれば幾度出会うことはあれど、はじめから最後まで味読ができた上で上記のどれかの小説たり得るものは、電撃文庫でデビューして20年活躍している杉原智則先生の小説が筆頭に挙げられる。面白いシーンで楽しませることも大事だけど小説の本質は、読ませる文章で深い没入感があり、味わい深く読める小説であると思う。物語を形作るのは文章だから。面白い上に味読ができれば、最高な小説に化ける。というのは杉原先生の本を手に取ってパラパラめくれば直感で全体的に文章がぎっしり詰まっていると分かる。とにかく読ませる文章と()のキャラの心の声によるテンポが堪らない。笑みをこぼしたり、ぐんぐんのめり込んだり、ドン!と考えさせられる心境に陥ったりと地の文の多さが魅力にしか映らない小説。会話の勢いでごまかさず、紛れもなく地の文で形作る物語で勝負している小説。
物語は、英雄の1人が災厄を阻止した平定後、敗戦国に立って目のあたりにした事実から自身の正義に問いかけ、悩み、虚飾に満ちた真実にメスを入れる物語。現地に立ってみて体感することは、真実は事実を曇らせるということ。読者の現代に通底するテーマがあり、現実に影響を及ぼす力があるライトノベル。
イラストレーターをかえた2年ぶりの続刊に、作品を追っていた多くの読者が歓声を上げた。
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3巻は2年ぶりの続刊であるにもかかわらず1巻よりも星の数が多いのでファンの方々がどれだけ切望されていたか伝わってくるかのようです。著者はブログやTwitterをやっておらず宣伝は発売時の公式アナウンスだけなので多くの口コミが集まるのはうれしい限り。