メディアワークス文庫 ★★★★☆業界現在創作 仲立ちであり祈り『ドラフィル! 3 竜ヶ坂商店街オーケストラの凱旋』 感想 2021年3月17日 皆々本業があって、その上で音楽が人生の一部を担っているエピソードと音楽の力を絡めた物語たちからは多面的に音楽の魅力と執念が伝わってきた。温かく、揺さぶるように激しく。...
メディアワークス文庫 哲学お気に入り業界現在 ドラフィル! 竜ヶ坂商店街オーケストラの英雄 感想 2021年1月31日 読み手であり、好きな時に彼らの音楽"物語"を見聞きできる一人の観客でもありました。奏でる音が言葉よりも雄弁に語る。...
メディアワークス文庫 ★★★★☆業界現在午鳥志季 それでも、医者は甦る -研修医志葉一樹の手術カルテ- 感想 2020年12月2日 患者の湊遥に向き合い続けた一人の医者だった。話を進めながら医者という仕事、現代の医療制度に疑問を覚えながら職務を全うしていく研修医の物語は、今以上の策を見いだせるのか続きが気になる面白さと、現代に通じる医療への問題提起がいくつかあって読みながら考えさせられる。...
メディアワークス文庫 ★★★★☆現在ダークヒーローミステリー 15歳のテロリスト 感想 2020年10月16日 数々の参考文献に裏打ちされた知見と少年犯罪被害者の心痛を描き切った物語だった。 少年法を中心にして、その周りを少年法に人生を左右された者達がぐるぐるまわって抑えきれない感情があぶり出される。電撃文庫よりも一回り大きい字で250ページと短いように外面では見えるが、内面は濃かった。...
メディアワークス文庫 業界現在創作斜線堂有紀 私が大好きな小説家を殺すまで 2020年5月3日 私が大好きな小説家を殺すまで (メディアワークス文庫)Amazon 斜線堂 有紀(著/文)〇あらすじ〇突如失踪した人気小説家・遥川悠真。その背景には、彼が今まで誰にも明かさなかった少女の存在があった。 遥川悠真の小説を愛する少女・幕居梓は、偶然彼に命を救われたことから奇妙な共生関係を結ぶことになる。しかし、遥川が小説を書けなくなったことで事態は一変する。梓は遥川を救う為に彼のゴーストライターになることを決意するが――。才能を失った天才小説家と彼を救いたかった少女、そして迎える...