メディアワークス文庫 哲学お気に入り業界現在 ドラフィル! 竜ヶ坂商店街オーケストラの英雄 感想 2021年1月31日 読み手であり、好きな時に彼らの音楽"物語"を見聞きできる一人の観客でもありました。奏でる音が言葉よりも雄弁に語る。...
新潮文庫・nex 業界現在創作★★★☆☆ それでも、あなたは回すのか 感想 2020年12月12日 本作は同じソシャゲを扱っていて、物語が好きで出版社を受けるも難航し、ソーシャルゲーム開発会社に拾い上げで採用された主人公が、ソシャゲ自社開発の部署に配属され自身の立ち位置に悩みながら奮闘する物語。...
メディアワークス文庫 ★★★★☆業界現在午鳥志季 それでも、医者は甦る -研修医志葉一樹の手術カルテ- 感想 2020年12月2日 患者の湊遥に向き合い続けた一人の医者だった。話を進めながら医者という仕事、現代の医療制度に疑問を覚えながら職務を全うしていく研修医の物語は、今以上の策を見いだせるのか続きが気になる面白さと、現代に通じる医療への問題提起がいくつかあって読みながら考えさせられる。...
メディアワークス文庫 ★★★★☆現在ダークヒーローミステリー 15歳のテロリスト 感想 2020年10月16日 数々の参考文献に裏打ちされた知見と少年犯罪被害者の心痛を描き切った物語だった。 少年法を中心にして、その周りを少年法に人生を左右された者達がぐるぐるまわって抑えきれない感情があぶり出される。電撃文庫よりも一回り大きい字で250ページと短いように外面では見えるが、内面は濃かった。...
講談社タイガ 哲学お気に入り業界★★★★★ 小説の神様 あなたを読む物語(下) 2020年5月3日 小説の神様 あなたを読む物語(下) (講談社タイガ)Amazon 相沢 沙呼(著/文)〇あらすじ〇小説が、好きです。どうして物語を書くのか、どうして物語を読むのか。その答えが、きっとここにある――。 振り返れば小説の神様シリーズの1冊目を手に取ったのも奇跡でした。確かに読み手の動向を分析して売れる本を書こうとする人もいるし、こんな物語を書きたい!と願いを込めて人もいる。そんな本を読む人の数程捉深かったり浅かったりとその物語に心を動かされたりしなかったり捉え方は様々。人がみんな...
メディアワークス文庫 業界現在創作斜線堂有紀 私が大好きな小説家を殺すまで 2020年5月3日 私が大好きな小説家を殺すまで (メディアワークス文庫)Amazon 斜線堂 有紀(著/文)〇あらすじ〇突如失踪した人気小説家・遥川悠真。その背景には、彼が今まで誰にも明かさなかった少女の存在があった。 遥川悠真の小説を愛する少女・幕居梓は、偶然彼に命を救われたことから奇妙な共生関係を結ぶことになる。しかし、遥川が小説を書けなくなったことで事態は一変する。梓は遥川を救う為に彼のゴーストライターになることを決意するが――。才能を失った天才小説家と彼を救いたかった少女、そして迎える...
LINE文庫 哲学業界現在創作 すべては装丁内 2020年5月2日 すべては装丁内 (LINE文庫)Amazon 木緒なち(著) 三嶋くろね〇あらすじ〇新人女性編集者が本の装丁を依頼した男は、想定外のドSデザイナー。たかが一冊、されど一冊。そこにはみんなの想いが詰まっている。今を働くすべての人にお届けするお仕事エンターテインメント。 装丁をする著者だからこそ、業界の内情や作り手の気持ちを文へと昇華し、読者が学びながらより本を好きに、そして本を作る多くの人に畏敬の念を抱く仕上がりになったと思います。多くの人の手で作られた作品はやはり電子よりも紙...
講談社タイガ 哲学業界創作芹沢政信 絶対小説 2020年5月2日 絶対小説 (講談社タイガ)Amazon 芹沢 政信(著/文)〇あらすじ〇一度の商業的失敗が致命的となる出版業界に対する問いかけ。すべての創作者の魂の叫びをこめた衝撃の「リデビュー」作!これは現実なのか、それとも虚構なのか。一度は小説家として筆を折ろうとした著者が書き上げ、リデビューを果たした衝撃作! 小説愛に満ちた物語で、手に取った自分自身が小説で物語を楽しむことが好きであると痛感する。二転三転きりかわっていく展開で虚構と現実の区別がつかないほどどれもがリアリティに感じること...