MF文庫J ラブコメ★★★☆☆現在学園もの 西野 ~学内カースト最下位にして異能世界最強の少年~ 感想 2021年2月6日 面白おかしく表現できるところと仕事の場面では生々しく殺伐とした雰囲気を表現できる三人称視点は物語との相性がいいと思った。...
電撃文庫・新文芸 ラブコメ★★★☆☆コメディ陰の立役者 豚のレバーは加熱しろ(2回目)感想 2020年12月30日 オタクの妄想を体現し、恍惚の境地に幾度と至りながらも時には「ンゴォ!」とありったけの声を出して勇猛果敢に攻め入る豚の背中はきっとかっこいい豚のレバーは加熱しろ...
新潮文庫 ★★★☆☆現在業界創作 それでも、あなたは回すのか 感想 2020年12月12日 本作は同じソシャゲを扱っていて、物語が好きで出版社を受けるも難航し、ソーシャルゲーム開発会社に拾い上げで採用された主人公が、ソシャゲ自社開発の部署に配属され自身の立ち位置に悩みながら奮闘する物語。...
メディアワークス文庫 午鳥志季★★★☆☆現在業界 それでも、医者は甦る -研修医志葉一樹の手術カルテ- 感想 2020年12月2日 患者の湊遥に向き合い続けた一人の医者だった。話を進めながら医者という仕事、現代の医療制度に疑問を覚えながら職務を全うしていく研修医の物語は、今以上の策を見いだせるのか続きが気になる面白さと、現代に通じる医療への問題提起がいくつかあって読みながら考えさせられる。...
角川スニーカー文庫 ラブコメしめさばぶーた★★★☆☆ ひげを剃る。そして女子高生を拾う。4 感想 2020年11月30日 ひげを剃る。そして女子高生を拾う。4 過去を打ち明けてからは涙もろくなっている印象たけど、今まで話せる時がくるまでため込んでいたものが堰を切ったようにあふれ続けているのか。本巻で何回涙を流したことか。...
MF文庫J 溝口ケージむらさきゆきや★★★☆☆業界 14歳とイラストレーター4 感想 2020年10月24日 小説を読んで設定を理解した上でキャラデザを提案するが編集者はOKでも作家からダメ出しの数々でリテイクの連続。マリィの小説のイラストを手掛けてきた悠斗のアドバイスは、案を出すうえで素地にしなければいけない要素なんだと得心がいくものだった。...
GA文庫・ノベル ニリツ佐藤真登★★★☆☆ダークヒーロー 処刑少女の生きる道2 ―ホワイト・アウト― 感想 2020年9月26日 メノウは今のところはアカリの存在を消す処刑人の任務を遂行しようとしていて、アカリはメノウを生かす世界線に辿り着くために持ち前の純粋概念『時』を繰り返し行使して記憶を削られて行っている。四大災害とあって、なんて悍ましい様相を見せてくれるんだろう。他の四大災害の話に期待を募らせる。...
富士見ファンタジア文庫 ★★★☆☆ハイ・ファンタジー巻き込まれもの魔法 我が魔道書は此処に在り 没落貴族と魔道学院 感想 2020年9月25日 幼さを残していると思いきや、芯があってどこ剛毅な雰囲気があるルネと主人への義が厚いアルトとのロレーヌ家復興の物語が幕を開ける。幼い頃、名家を失墜させる惨い仕打ちを受け、機微が敏感な幼いこどもだからこそ負った傷の痛みは壮絶なものなだろうなと思う。...
MFブックス 理不尽な孫の手シロタカ★★★☆☆魔法 無職転生 異世界行ったら本気だす 16安心して背中を預けられる関係 2020年6月8日 せめぎあう関係ではなく、背中を預けて共に戦う長年の理想が具現化したようなタッグに思える。ルーデウスとエリスだもの。...
MFブックス 理不尽な孫の手★★★☆☆魔法異世界転生 無職転生 異世界行ったら本気だす 4 ギレーヌの故郷へ 2020年5月27日 手を汚すのは自分だけでいいと率先してルーデウスの重荷を背負っていくルイジェルドは頼りになるが、それが今後の悲劇につながらないことを祈りつつ、悲劇な展開があったとしたらルーデウスに世界の残酷さを知らしめ、少年が地の底から立ち上がるなりあがり感動ストーリーも読後の余韻に浸れるような魅力がありそう。...