富士見ファンタジア文庫 ★★★☆☆ハイ・ファンタジー巻き込まれもの魔法 我が魔道書は此処に在り 没落貴族と魔道学院 感想 2020年9月25日 幼さを残していると思いきや、芯があってどこ剛毅な雰囲気があるルネと主人への義が厚いアルトとのロレーヌ家復興の物語が幕を開ける。幼い頃、名家を失墜させる惨い仕打ちを受け、機微が敏感な幼いこどもだからこそ負った傷の痛みは壮絶なものなだろうなと思う。...
電撃文庫・新文芸 藻野多摩夫いぬまち★★★★☆近未来 オリンポスの郵便ポスト2 ハロー・メッセンジャー 感想 2020年8月15日 物語の雰囲気が好きな読者として続きが読める喜びがあって、彼女らが過去の出来事を糧にして、もう大丈夫だと3人で前へと進もうというところで終わる着地は前巻の旅とは違う感動があったのでよかった。前巻がオリンポスの郵便ポストまでの旅路なら2巻は登場人物たちの心の旅路であると。...
MF文庫J コメディラブコメ二語十うみぼうず 探偵はもう、死んでいる。2 感想 2020年8月5日 本名を知らず彼女をというコードネームで呼び、シエスタは君塚を本名で呼ぶことはなかった。『君』は君塚のあだ名なのか、人称代名詞なのか。どっちだと思う?と言うシエスタから答えはないまま、シエスタの本名は分からないまま終わるところが探偵と助手という、かけがえのない絆の関係だ。...
電撃文庫・新文芸 abec哲学★★★★☆近未来 ソードアート・オンライン24 ユナイタル・リングIIIアンダーワールド、ユナイタルリングでキリト達は大忙し 2020年5月17日 本業とユナイタルリングの攻略とアンダーワールドの侵入者の問題とキリト達は大忙し。ゲームの常識を覆す柔軟な発想を生かせるユナイタルリングと、心意を多用して闇落ちしないか少し気がかりなアンダーワールドの世界。イベントが盛りだくさんだなぁと思ったところで次の巻なので気長に待ちたいところだけど著者の別のシリーズを進めてほしいと思うこの頃。...
電撃文庫・新文芸 abec★★★★☆近未来巻き込まれもの ソードアート・オンライン23 ユナイタル・リングII /川原 礫再開とリアルが落ち着かないVRMMO 2020年5月14日 ソードアート・オンライン23 ユナイタル・リングII (電撃文庫)Amazon 川原 礫(著/文)abec(イラスト)〇あらすじ〇 キリトとアスナ、アリスが謎のVRMMOゲーム《ユナイタル・リング》に強制コンバートされたその頃。シノンもまた同じ世界に招き入れられていた。「私としたことが、こんな状況に追い込まれるなんて……」 数々のミスの末に、仲間も装備もなく、《サースト(渇き)ポイント》も残りわずかの窮地に追い込まれたシノンは、生存を懸けてボスモンスターとの戦いに挑む。 一方...