電撃文庫・新文芸 戦闘★★★★☆魔法異世界転移 Babel IV 言葉を乱せし旅の終わり 感想 2021年8月17日 「言葉」で思いを通じ合える感動は、雫とエリクの今までの旅路と関わりを知っていてこそ心に響く一場面だった。...
電撃文庫・新文芸 戦闘★★★★☆魔法異世界転移 Babel Ⅲ 鳥籠より出ずる妖姫 感想 2021年1月7日 雫と言語障害を抱えた子どもの命がかかった試験を、雫と子どもリオの努力と、ニケの機転によりなんとか突破したと思ったら子どもの命は用済みで処分するという判断を下した姫オルティア。 命がかかった試験は姫にとっては退屈しのぎの余興のように映り、劇が終われば用済みとばかりに捨てられる子どもの命。雫の叛逆が始まる。...
電撃文庫・新文芸 戦闘哲学★★★★☆魔法 Babel II 魔法大国からの断罪 感想 2020年9月21日 驚きと発見の事実による、七転び八起きのように浮き沈みがあるてんぽのよさが全体を通してよかった。雫の反応は読者の感想を代弁するものであり、それは言わば読書体験としては異世界に赴く上で満足度が高いんですよね。時折驚かすような突飛な行動力に冷や汗をかくことがあるのもまた一興って感じ。...
電撃文庫・新文芸 戦闘★★★★☆魔法異世界転移 Babel I 少女は言葉の旅に出る地に足をつけて自分を見つけていく 2020年7月6日 Babel I 少女は言葉の旅に出るAmazon 古宮 九時(著/文)森沢 晴行(イラスト)〇あらすじ〇現代日本から突如異世界に迷い込んでしまった女子大生の水瀬雫。剣と魔法が常識の世界の辺境に降り立ってしまい途方に暮れる彼女だったが、魔法文字を研究する風変わりな魔法士の青年・エリクと偶然出会う。「――お願いします、私を助けてください」「いいよ。でも代わりに一つお願いがある。僕に、君の国の文字を教えてくれ」日本に帰還する術を探すため、魔法大国ファルサスを目指す旅に出る二人。その...