早川書房 SF★★★★☆ロボット戦闘 機龍警察 狼眼殺手 感想 2021年7月10日 月村了衛(著)〇あらすじ〇巨大インフラプロジェクトの関係者数名が何者かに射殺された。被害者の一人が特捜部が追う馮グループの要人で、疑獄事件の疑いもあることから、捜一、捜二、特捜部の合同捜査となる。だが、警察内部の軋轢を嘲笑うかのように、事件は全く別の様相を見せる…… 次々と大規模な問題が浮かび上がって、これからどう展開していくのかと読み進めていたら、それらを上手く調理して次々と読ませる展開につなげていく巧みさを感じつつストーリーにも没入して楽しむことができた。THE・警察の物...
電撃文庫・新文芸 HIMA★★★☆☆川原礫戦闘 アクセル・ワールド25 -終焉の巨神- 25 感想 2021年6月26日 川原礫(著/)HIMA(イラスト)〇あらすじ〇《太陽神インティ》との激闘を制した、ハルユキたち六大レギオン。しかし彼らを待っていたのは、さらなる絶望だった。加速世界に終わりを告げる超存在、その名は《終焉神テスカトリポカ》。 最強最大の敵を前に、ハルユキの新たな心意技が覚醒する。「――僕の中の光……みんなを、守ってくれ……!!」一方、ホワイト・コスモス率いる《白のレギオン》との戦いもまた、最終局面を迎える。ともに戦うバーストリンカーたちが次々と倒れ行く中、ハルユキは大きな決断を...
早川書房 SF★★★★★お気に入りロボット 機龍警察 暗黒市場 上 感想 2021年5月1日 犬。本作における犬は、イワンの誇り高き痩せ犬としての矜持とロシア・マフィアによって刻まれた呪いという表裏一体の意味合いが濃い。...
早川書房 SF★★★★★お気に入りロボット 機龍警察 自爆条項〔完全版〕 下 感想 2021年4月29日 警察に雇われた龍機兵搭乗員の元テロリストが過去、テロ組織から無言で脱退する過去が詳らかになった。脱退に起因することとなった過去を突いてくる元同僚の詩人のテロリストの手口は巧妙で悪辣だった。...
早川書房 SF★★★★☆ロボット戦闘 機龍警察 自爆条項〔完全版〕 上 感想 2021年3月28日 展開で見せつつも各々の人物描写では印象に残る書き筋が好印象。龍機兵バンシーに搭乗する元テロリストの過去編でも追々印象が深くなっていくような筆致...
ガガガ文庫 SF★★★★★お気に入りロボット ハル遠カラジ4 感想 2021年1月4日 かつては人の命を奪う武器を造る軍用ロボットが、痛みと覚悟を背負い、鉄の心血を注いで母親であろとし、母親であり続けた物語だった。...
ガガガ文庫 SF★★★★★お気に入りロボット ハル遠カラジ3 感想 2021年1月2日 人間をしるほど過去の自分を顧みて思い悩む少女と、自分の望みが先行して人にすることの真の意味を理解できていなかったロボットの痛切な話...