メディアワークス文庫 現在哲学お気に入り美奈川護 ドラフィル! 竜ヶ坂商店街オーケストラの英雄 感想 2021年1月31日 読み手であり、好きな時に彼らの音楽"物語"を見聞きできる一人の観客でもありました。奏でる音が言葉よりも雄弁に語る。...
一迅社ノベルス 魔法怪物哲学★★★★☆ 龍鎖のオリ-心の中の“こころ”- 感想 2021年1月28日 心身ともに辛い少年が現実から逃げるように剣術の修行に、体を死の一歩手前レベルまで酷使し続け、やがて自分の能力と心に向き合い歩を進める物語。...
ガガガ文庫 ロボット★★★★★哲学お気に入り ハル遠カラジ4 感想 2021年1月4日 かつては人の命を奪う武器を造る軍用ロボットが、痛みと覚悟を背負い、鉄の心血を注いで母親であろとし、母親であり続けた物語だった。...
ガガガ文庫 哲学お気に入り近未来ロボット ハル遠カラジ3 感想 2021年1月2日 人間をしるほど過去の自分を顧みて思い悩む少女と、自分の望みが先行して人にすることの真の意味を理解できていなかったロボットの痛切な話...
電撃文庫・新文芸 哲学★★★★☆近未来創作 ヴァンダル画廊街の奇跡2 2020年11月9日 最高クラスのピアノに魅せられて、求めるあまり大切なものをなくしてしまった女性とハルクの物語の結末は流麗な文による上手い仕上げだと思った。他も機械式時計への思い、刺青というように1巻にはない、展示物の絵画以外の創作があって広がりがあって味読できるのが魅力。...
電撃文庫・新文芸 ミステリー哲学杉井光岸田メル 神様のメモ帳5 感想 2020年10月23日 Amazon BOOK☆WALKER 杉井 光(著) 岸田メル(イラスト)〇あらすじ〇ニート探偵アリスとその助手である僕は、深刻な事件の合間にも、ばかばかしくてつまらない、けれど忘れられない揉め事にいくつも巻き込まれている。今回はそんな僕らの事件簿から、いくつかをご紹介しよう-ミンさんを巡るストーカー事件「はなまるスープ顛末」、アリスご執心の酒屋を襲った営業妨害事件「探偵の愛した博士」、平坂組のバカども総勢を巻き込んだ誘拐事件「大バカ任侠入門編」に、特大100ページ書き下ろ...
電撃文庫・新文芸 ダークヒーロー創作哲学★★★★☆ ヴァンダル画廊街の奇跡 感想 2020年10月19日 芸術の規制で何かをあきらめたり、規制が近因となって起きた悲劇によって大切なものに蓋をしてしまったりする人に焦点を当てた人生の話。主人公とその周りの人物の初めての邂逅を含めた深い過去編の話があることで今動いているテロリストたちの思いに共感の連続で没入感が高かった。...
MF文庫J 溝口ケージ哲学むらさきゆきや現在 14歳とイラストレーター3 感想 2020年10月4日 イラストレーターの6段階のランク、ラノベ表紙イラストを描く上でのポイント、やるべき書店ごっこ等イラストレーター業界話は毎巻、1巻ごとに学んだ内容をリスト化してまとめるべきだと思いつつ、物語を通して業界の見識を深めていく話と抜きんでたキャラクターの魅力が光ってた話だった。...
電撃文庫・新文芸 古宮九時森沢晴行★★★★☆魔法 Babel II 魔法大国からの断罪 感想 2020年9月21日 驚きと発見の事実による、七転び八起きのように浮き沈みがあるてんぽのよさが全体を通してよかった。雫の反応は読者の感想を代弁するものであり、それは言わば読書体験としては異世界に赴く上で満足度が高いんですよね。時折驚かすような突飛な行動力に冷や汗をかくことがあるのもまた一興って感じ。...