電撃文庫・新文芸 戦闘★★★★☆魔法異世界転移 Babel IV 言葉を乱せし旅の終わり 感想 2021年8月17日 「言葉」で思いを通じ合える感動は、雫とエリクの今までの旅路と関わりを知っていてこそ心に響く一場面だった。...
MF文庫J 戦闘★★★★☆魔法異世界転移 Re:ゼロから始める異世界生活21 感想 2021年4月29日 水門都市プリステラでの魔女教との戦いを終え、名前を食われた人達を救うための知恵を授けてくれるかもしれない賢者に出会うべく、生還者がいないとされる最果ての地へと向かう第六章が始まる。...
電撃文庫・新文芸 戦闘★★★★☆魔法異世界転移 Babel Ⅲ 鳥籠より出ずる妖姫 感想 2021年1月7日 雫と言語障害を抱えた子どもの命がかかった試験を、雫と子どもリオの努力と、ニケの機転によりなんとか突破したと思ったら子どもの命は用済みで処分するという判断を下した姫オルティア。 命がかかった試験は姫にとっては退屈しのぎの余興のように映り、劇が終われば用済みとばかりに捨てられる子どもの命。雫の叛逆が始まる。...
GA文庫・ノベル 戦闘魔法異世界転移ダークヒーロー 処刑少女の生きる道2 ―ホワイト・アウト― 感想 2020年9月26日 メノウは今のところはアカリの存在を消す処刑人の任務を遂行しようとしていて、アカリはメノウを生かす世界線に辿り着くために持ち前の純粋概念『時』を繰り返し行使して記憶を削られて行っている。四大災害とあって、なんて悍ましい様相を見せてくれるんだろう。他の四大災害の話に期待を募らせる。...
電撃文庫・新文芸 戦闘哲学★★★★☆魔法 Babel II 魔法大国からの断罪 感想 2020年9月21日 驚きと発見の事実による、七転び八起きのように浮き沈みがあるてんぽのよさが全体を通してよかった。雫の反応は読者の感想を代弁するものであり、それは言わば読書体験としては異世界に赴く上で満足度が高いんですよね。時折驚かすような突飛な行動力に冷や汗をかくことがあるのもまた一興って感じ。...
電撃文庫・新文芸 哲学★★★★☆お気に入り戦記 数字で救う! 弱小国家 5 勝利する者を描け。ただし敵は自軍より精鋭と大軍であるものとする。 感想 2020年8月21日 数学×戦記。敵から離れた距離で数学的な考えを戦略に生かして戦う、または戦争を支える人員と金と物資の流動を大局的に見て数字で見て適宜判断していくところが今まで見物だったけど本巻は戦記ならでわの戦いに赴く戦士たちの熱い戦意と死中に活を求める気迫さ等、総じて熱く感情揺さぶられる物語だった。...
電撃文庫・新文芸 哲学★★★★☆戦記ラブコメ 数字で救う! 弱小国家 4 平和でいられる確率を求めよ。ただし大戦争は必須であるものとする。感想 2020年8月19日 ナオキに代わってナオキから教わった数学講座をトゥーナが開く。護衛を勤める傭兵隊長の息子オードッグがトゥーナの解説に頭を傾げたり、力説に圧倒されて「お、おう」となったり、少し共感できたりと様々反応見せてくれて、これが素の反応として読者に近いよなぁと共感できるところが多かった。...
電撃文庫・新文芸 哲学★★★★☆戦記ヒーロー 数字で救う! 弱小国家 3 幸せになれる確率を求めよ。ただしあなたの過去は変わらないものとする。感想 2020年8月18日 ナオキの数学講座もすごいけどテレンティア嬢の助言も毎度のこと感心させられる。本巻はナオキに焦点をあてた話ということで彼の仲で踏ん切りがついて前進する話だった。成り上がり宰相が陰の立役者ではなくヒーロー的立ち位置で躍動する"主人公の物語"で面白かった。...
電撃文庫・新文芸 哲学★★★★☆戦記陰の立役者 数字で救う! 弱小国家 2 電卓で友だちを作る方法を求めよ。ただし最強の騎兵隊が迫っているものとする。感想 2020年8月8日 今巻は正論を通しても臣下の心と理解がおいつくわけではない難しさとその解決への兆しが魅力的で面白かった。戦記モノとしても十分に練られた面白い話だった。 数学講座も、数値で見ては価値が下がる哲学的な話が興味深かった。...